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  • 執筆者の写真FUMIKO MIYAZAKI

アトリエの片付けをしてたら…


未完成?タブロー

暑くなる前に、と思ってアトリエの片付けをしてたら、段ボールの中からこんな絵が出てきた。

描き途中の未完成の絵・・・。

確か いつか続きをと思い段ボールに入れてから、

そこからそのまま少しずつ段ボールの奥の方へ奥の方へと押し込まれ、

10数年程は経っているかと思われるこの絵。

でも気に入った部分もあってここまではおそらくスラスラと描いたであろうがここで手が止まっている。

今 改めて観ても途中かなぁ・・・・。

という事で、すぐ手に取れるように机の上の方へ移動して・・・

そのまま夏がきました。

大学の校外授業で8月の上旬に徳島県を訪問し、猪熊弦一郎美術館へ行ってきました。

あのうどんで有名な丸亀の丸亀駅の目の前にどーんと建っている美術館。

正面には壁一面の壁画や立体のオブジェがあります。

館内は撮影OKという事で、気になる作品を撮ってきました。

猪熊さんは みんなに気軽に美術館に来てもらえるようにこの駅前の土地を選んだそうです。

そして 「美術館は心の病院」 とも言っています。

単純な形で、分かり易く楽しい作品をみると自然に心も癒えてまた頑張ろう!

という気持ちがわいてくる。

何より、猪熊さんが楽しんで作品を作っている姿が想像できて、確かに心が癒される気がしてきました。

そして家に帰ってから もう一度あの段ボールから出てきた絵をみてみたら・・・

なんか これで良いような気がしてきました。

(猪熊さんにはまだまだ 追いつきませんが気に入ってきた)

この絵は確か・・・

子どもがまだ4〜5歳くらいの時に描いたもので、その当時愛用していたトランポリンとか公園にあるトンネルのような遊具なんかがラフに描かれています。台紙は使用済みの版木に和紙を貼ってあります。それに たしかアクリル絵の具だったかな・・・。これを描いた時の事を何となく思い出しました。子育てに追われて毎日が混沌としていた時、楽しい絵を楽な気持ちで描きたくなった事。こんな事が楽しい あんな事が楽しいと思い出しながら描いて取り合えず続きはまた今度、というか この先どうしよう・・・て思った。

でも

やっと今日 完成だな て思う事ができました。猪熊さんありがとう。

タイトルは・・・・

「楽しいとき」

未完成?タブロー

後でサインもいれておこう・・・。

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